
どんな本を読んだらいいですか?
かつての自分もこんな疑問を持っていた。自分が本格的に本を読み始めたのが、大学1年生の頃。きっかけは、電車の中で何もする事がなく、20数年前は寝るか、読書するか、新聞読むか。
今のようにスマホが無かったので、当時は読書するしかなかった。取り敢えず寝るのは勿体なかったので。そんな事から徐々に、活字になれ、本にも親しみを持てるようになった。
たしか当時読み始めたのが、北野武さんの本だった。
本を読み始めるきっかけは何でも良いと思う。
推理小説でもいいし、時代小説でもいいし、なんならベストセラー本でもいい。
読書を始めたばかりの頃は、ジャンルを問わず何でも読んでいたように思う。
必ずしも漫画がいけない訳ではない
今の漫画はクオリティーが高いと思う。ちゃんとストーリーもしっかりしているし、
原作が漫画になっているものもある。
原作を読む前に、漫画を読んで大まかな内容をつかんでみてはいかがでしょうか。
漫画=レベルが低いと思ってはいけない

日本の漫画はクオリティーが高いし、学ぶ事は随所にある。
自分が買った漫画本を紹介しよう。
「まんがで身に付く 孫子の兵法」「正直不動産」
「まんがで身に付く 孫子の兵法」は初めから活字で読みましたが、
今の時代でもあらゆる場面で活用が出来ます。中でも、
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
が一番好きです。
私が転職した会社での話をしましょう。初めの頃は、会社の人間や、業界の事はもちろん、
自分の実力さえ分かりません。
そんな状態で仕事をするのですから、日々不安で、不安でしようがなかった。
時に、精神的なものからか、身体に異変さえ起きました。
全身にかゆみを覚え、蕁麻疹が出始めました。
幸い、大事にはいたらず、1日程度は回復したのですが、あんな経験は初めてでした。
よほど精神的にも、追い詰められていたのでしょう。「孫子の兵法」いうならば、
転職先の状況もわからず、自分の力量さえもわからずという状況。
今でこそは、様々な状況を冷静にとらえる事が出来ます。
それは何故か?
これまでの読書経験のおかげなのです。
読書によって、救われてきました。これは間違いありません。
読書する事により、先人たちの叡智を学ぶ事が出来たからです。
だから自分の息子にも、読書好きになって欲しい。
親は子供に本を読めと、簡単には言えないと思います。
自ら読んでいないのに、子供に本を読めと言えますか?
言えないはずです。
まず、子供に本を読めと言う前に、親であるあなたが本を
読まなければいけないはずです。
あなたは、本代にいくらぐらい使っていますか?
人それぞれ、本代に使える金額はまちまちです。
わずかなお小遣いを、本代に注ぎこみたくない人もいるでしょう。
でも、その中のわずか3割くらいは本代に、投資してみてはどうでしょうか?
仮にお小遣いが3万円の場合、9,000円になります。
この9,000円、あなたにとって高いか、安いか。
本は投資です。
そもそも、ビジネス書1冊約1,500円前後です。
著名な方の講演会などに行くと、この金額では行けません。
だから、安いと言えるのです。
この投資を生涯に渡って、続けていく事が出来たなら、
あなたの人生は、きっと変わるはずです。
そして、最終的には収入もUPも見込めるでしょう。
何度も言います。
本ほど安い投資はありません。
ここで、わたしの失敗談をお話しましょう。
以前までは、リアル書店3:Amazon7の比率で本を購入してました。
たしかに、ネットでの購入は便利です。
でもやはり、本はリアル書店で買うメリットの方が大きい。
何故なら、失敗しなくていいからです。
購入前に中身を確認する事で、買う、買わないの判断が出来るから。
それで、買わなくて良い本がわかります。
それと、本屋さんを回ってみると、思いがけない本と出会う場合もあります。
ネットだとこういった体験をする事は出来ません。
これがリアル書店の良いところです。
まさしく、本との出会いは一期一会です。
本を読んだら大事な事 それは行動すること
本を読んだら大事な事、それは行動することです。
本を読む事が目的化している人がいます。
本で学んだ事を実践する事で、本の内容が生きてきます。
なので、本を一度だけではなく、何度も読む事も必要。
あくまでの本の内容を実践する事なので、何度も読んでいいのです。
本を読む事が目的ではありません。
かつての自分は、沢山本を読む事が目的化していました。
今思えば、時間を無駄にしていたと思います。
本をいっぱい読む事は良いことだと。
なので、最近本棚の整理を始めました。
不要な本を捨てる事にしました。
なんか本が沢山ある事に満足していました。
不思議と、すっきりした本棚を見ていると、
頭の中まで、すっきりした気分になります。
一度やってみると良いです。
そんな訳でこれからは行動する事を前提に、
読書をしていこうかなと思います。