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【転職して4か月】50代でもキャリアは伸ばせる。実体験から見えた現実と戦略

50代での転職は「不安」「家族」「収入」など、

あらゆるプレッシャーがつきまとう決断です。

むしろ無謀と思える行為です。

私自身、様々な葛藤や悩みを抱えながら転職し、

現在4か月が経過したところ。

この記事では、実際に感じたこと、乗り越えた課題、

成果につながった行動を赤裸々にまとめ、

これから転職を考える50代の方に向けてリアルな情報をお伝えします。

転職後4か月で感じた現実とは?

思っていた以上に環境変化が大きい

年齢を重ねるにしたがい、環境適応力が

悪くなってるような気がしました。

「なかなか覚えられない」

「すぐ忘れてしまう」

50代で新しい職場に飛び込むと、まず感じるのが「物覚えの悪さ」です。

これまでの経験がそのまま通用する場面もあれば、

逆にゼロから覚え直す必要があることも多く、

転職後の3か月程度は、かなりの疲労感がありました。

即戦力扱いされるプレッシャー

50代の転職者に求められるのは、「できて当たり前」ということ。

いきなりハードルが高い。

ミスしたら大変、上手くやったとしても、別に褒められるわけでもなく。

最初の3か月はその期待に押しつぶされそうになる場面もありましたが、

経験を言語化し、分からない部分は素直に聞くことで乗り越えられました。

40代、50代になるにしたがい、年下からは素直に教えをこうことが

できない人がいます。

結果より信頼が優先される

どの職場でも共通して言えるのは「信頼がすべて」ということ。

特に不動産業界では、仕事の8割が人間関係。4か月の間で、

まず意識したのは小さな約束を守り続けることでした。

営業の数字を意識するあまり、信頼をそこねる場合もあります。

お客様はすぐ見抜いてしまいます。

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50代の転職でつまずきやすいポイントとは?

体力とメンタルの両面で負荷が大きい

「思うように物事が覚えられない」

「身体がすぐ疲れてしまう」

新しい仕事の覚え、対人関係、数字へのプレッシャー。

20代、30代のころには感じなかった疲れが、予想以上に蓄積されます。

前職との比較がストレスになる

「前の職場ならこうだったな…」と比べてしまうことは誰にでもあります。

ただ、これを続けると成長が止まってしまうため、

私は「比較ではなく活用」することを意識しました。

成果が出るまで時間がかかる

どれだけ頑張っても、環境になじむまでは結果が出にくいもの。

特に意識したことは、社内での人間関係の構築でした。

どんなに仕事ができても、人間関係がうまくいってないと

仕事で足をすくわれることがあります。

どうしてか?

人間関係で誤解が生じているからです。

私は「まず半年は助走期間」と割り切ることで気持ちが軽くなりました。

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50代でも成果を出すための戦略とは?

コミュニケーションスキルは最強の武器

仕事でも、プライベートでもコミュニケーションスキルは「最強の武器」

不動産業界に限らず、仕事は「人」が中心。

相談しやすい空気づくり、相手の意図を汲み取る姿勢が、成果に直結します。

「何故か不器用だけど、助けてあげたい」と思ってもらえたら

それだけで最強の武器といえるでしょう。

50代だからこそ経験を資産に変える

「経験値はあなたの財産」

これまでのキャリアで培った「段取り力」「対人調整力」、

「トラブル対応力」は武器になります。

20代、30代、40代での失敗の数々。

あなたはたくさんの失敗や、悔しい思いをしてきたはず。

今だからこそ言えること。

それは、失敗の数々は自分の財産であるということ。

過去の失敗が役に立ったことは、これまで、何度もありました。

私は転職後、これらを意識して言語化・発信することで

信頼獲得につながりました。

成長スピードより「継続力」を優先

最初から完璧を求めると挫折します。

50代の転職では「3か月→半年→1年」で

段階的に成長を積み上げることが最も効率的です。

まとめ

50代での転職は決して簡単ではありません。

しかし、4か月の実体験から強く感じたのは、

「年齢はハンデではなく武器にもできる」ということです。

大切なのは、焦らず一歩ずつ信頼と実績を積み重ねること。

当たり前だけど、これができていない人が結構います。

「誰にも相談しない」

「人の話を素直に聞かない」

「自分の経験こそが大事だと言ってはばからない」

これから転職を考えるあなたの背中を、

少しでも押せたら嬉しく思います。

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